第188回「御茶ノ水デジコンサロン」のご案内
時代をプロデュースした男、小谷正一物語(2)

masakzu-kotani

■スピーチタイトル
時代をプロデュースした男、小谷正一物語」

■スピーチ概要

今年の6月に、『小谷正一ものがたり――メディアの河を渡るあなたへ』(ボイジャー社)の著者岡田芳郎さんに、日本のエンターテインメント・ビジネスの基礎を築かれたプロデューサー小谷正一氏についてお話をしていただきましたが、 お話が面白くて時間が足らず、続きが聞きたいとの希望が多数寄せられたので、続編をお話いただくことになりました。 今回は前回の続きと小谷さんが考えられていたプロデューサーの条件、ヒットさせるための要件などについてお話をしていただきます。

また、小谷正一さんは生前、 「21世紀とはどんな世紀やろ、最初の一日だけでいいから見てみたい」 と未来社会に強い好奇心を持って居られましたが、1992年に亡くなられたので、21世紀のネット社会を体験されることはありませんでした。 時間が許せば、今の成熟期に入ったネット社会を小谷さんはどう考えられるだろうか? などディスカッションできればと思います。

小谷正一氏は23年前に80歳で亡くなられたので、名前をご存知の方は少ないと思いますが、氏がプロデューサーとして関わられた仕事の多くは今も私たちの身近に残されています。
以下に小谷正一氏がプロデュースされた仕事を列挙すると

  • 夕刊新大阪新聞創刊(1946)
  • 夕刊新大阪新聞創刊1周年記念事業・闘牛開催(1947)
  • プロ野球パ・リーグ創設(1948)
  • 毎日オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)球団創設(1948)
  • 新日本放送〈現毎日放送ラジオ〉開局、初代放送部長兼営業部長(1951)
  • 民間放送ラジオの電波料の概念確立、広告料金を設定
  • プロ野球中継に解説者を起用(1951)
  • 戦後初めてソ連からヴァイオリニストのダヴィッド・オイストラッフ招聘(1953)
  • 大阪テレビ放送〈現ABC朝日放送〉開局(1956)
  • 週刊新潮の創刊(1956)
  • 東京オリンピック(1964)
  • 大阪万博プロデューサー(1970)

などなど。

また、氏は自ら新しい時代を切り開いただけでなく、多くの人に慕われ敬愛されました。小谷門下生といわれる人には、日本最初の3時間ドラマを制作したテレビマンユニオンの萩元晴彦氏(故人)、東京ディズニーランドのゼネラルプロデューサー堀貞一郎氏(故人)、電通で国鉄(現JR)のディスカバージャパン・キャンペーンプロデューサーの藤岡和賀夫氏、日本にアメリカンフットボールなどの国際スポーツイベントを定着させたビデオプロの藤田潔氏、ジャーナリスト大森実氏(故人)、漫画家サトウサンペイ氏、評論家竹村健一氏、作詞家阿久悠氏(故人)などがおられ、その存在は昭和の適塾にも例えられ、彼らはテレビ、映画、出版などのメディアやイベント、興行などエンターテインメントの世界で活躍されました。
私も末席で小谷先生には色々とお教えいただきましたが、ラブリバーの活動やマックワールドエキスポ東京の成功をとても喜んでくださったことは私にとって懐かしくも大切な思い出です。

岡田さんのお話を通して真のプロデューサーとは?、プロデューサーのあるべき姿とは?を改めて考える機会になればと願っています。(西尾安裕記)

<参考>
小谷正一氏略歴
1912年7月31日 兵庫県姫路市に生まれる
1935年 早稲田大学卒業
1936年 大阪毎日新聞入社
1946年 新大阪新聞創刊
1948年 プロ野球パ・リーグ創設。毎日オリオンズ創立
1951年 新日本放送〈現MBS〉開局(初代放送部長)
1956年 大阪テレビ放送〈現ABC〉開局
1958年 電通入社
1966年 デスクK設立
1970年 大阪万博プロデューサー
1992年8月8日 永眠(80歳)

■ゲストスピーカー

岡田芳郎(おかだ・よしろう)氏

1934年東京都生まれ、早稲田大学政経学部卒。1956年電通に入社。1962年小谷正一のつくったプランニングセンター創設メンバーのひとりとして参加、その後、小谷さんが電通を離れても一生付き合いを続けられた。

営業企画局次長、コーポレートアイデンティティ室長などを経て、電通総研常任監査役を務め1998年に退職。

大阪万博「笑いのパビリオン」企画、「ゼロックス・ナレッジイン」はじめ数々の都市イベントをプロデュース。電通のCIビジネスへの取り組みにリーダーとして、アサヒビール、NTT、JR、束京電力はじめ数多くのプロジェクトを推進された。小谷塾の塾頭的存在。

著書は、近著:『小谷正一ものがたり――メディアの河を渡るあなたへ』(ボイジャー)をはじめ、他に『社会と語る企業』(電通)、『観劇のバイブル』(太陽企画出版)、『世界の一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』 (講談社)など。

■日  時 2015年12月14日(月) 19:00から

■受付開始 18:30

■会  場 デジタルハリウッド大学大学院駿河台キャンパス 3F E05-06教室
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア デジタルハリウッド
ご注意)御茶ノ水ソラシティ正面右側の入口から入ります。


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JR「御茶ノ水駅」(聖橋口)より徒歩1分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結、
丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩4分
住所・地図などは、 http://www.dhw.co.jp/company/access/ に案内がございます。

■定 員 40名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

■参加費 500円 (ソフトドリンク付き、懇親会に参加される方は別途実費)
参加費は当日徴収させていただきます。領収書は発行いたしません。

■懇親会 20:30くらいから1時間程度

■参加ご希望の方は、 [email protected] まで、下記のように、
お名前・ご所属・メールアドレスを記載の上、お申し込みください。
併せて、懇親会への参加予定についてもお知らせください。

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  • 当日の「デジコンサロン」は、USTREAMで中継いたします。また、後日ご覧いただけるようアーカイブいたします。
  • ご不明な点は、[email protected] もしくは、
    Facebook 高木利弘(Toshihiro Takagi)までお問い合せください。

■主  催:デジコンサロン
■協  力:デジタルハリウッド大学大学院

2013年11月以降のデジコンサロンの録画を以下でご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/user/digiconsalon-news

<デジコンサロン世話会>  代表幹事 高木 利弘