第120回デジコンサロン
2008年4月25日(金) 第120回「渋谷デジコンサロン」
「ダビング10が日本を潰す~問題だらけのデジタル放送のプロテクト」
■概要
今回は、私の専門分野に関するお話しということではなく、これからのデジタルコンテンツの素晴らしい未来、充実したデジタルライフの楽しみを考えるに、今のデジタル放送はあまりにも後ろ向きの姿勢になりすぎていやしないか、という観点から少しお話をさせていただこうと思います。
今、NHKを含め、民放各局のデジタル放送は、せっかくのコンテンツを秘宝館の中に納めるばかりの施策を打ち出し、自らの首を絞め、ユーザーの利便性、創造性を根底から否定しつつあります。
デジタル放送の「ダビング10」は撮っておきたい番組は10個分もダビングできれば十分だろうとの基本認識から決まった新ルールです。
録画した映像を「棚にしまい込みたい」ユーザーにとっては十分なダビング回数ですが、一切封じ込まれているのは、これをユーザーがデジタル処理をして独自に編集する道です。
iTunesで音楽やビデオライブラリは見事に整理できますが、このような使い方は日本のデジタル放送では一切できません。
せっかくマルチメディアを自在に扱えるデジタル機器が身の回りにあるのに、ここへの道を完全に隔絶させ、デジタルコンテンツをリッチに楽しむ自由を奪っている現状は、やはりどげんとせんといかんのではないでしょうか?
このデジタル放送の混迷ぶりについて、皆さんと意見交換をしたいと思います。
一方で、インターネットを通じてテレビ番組をオンデマンドで配信する枠組み作りも進んでおり、NHKは年末にも事業を立ち上げる計画です。そうしたサービスに、デジタルコンテンツを再利用可能な枠組みをどう作っていったらいいのか、デジコンサロンの参加者の皆さんと意見交換をしてみたいと思います。(林伸夫記)
■ゲストスピーカー
林 伸夫(はやし のぶお)氏
インフォメーションコンシェルジェ
■プロフィール
1949年10月14日、山口県生まれ。
1972年大阪大学基礎工学部制御工学科(現情報科学科)卒。
富士通、スイングジャーナル社を経て、
1982年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。
91年3月日経パソコン編集長、91年10月日経BPシステムラボ室長兼務、
92年6月パソコン局開発長、
92年10月より日経MAC編集長。
98年3月
パソコン局次長兼務。99年3月からパソコン局主席編集委員、
2000年4月からブックレビュー社編集統括ディレクター兼務、
2001年3月から編集委員室主席編集委員、
2004年1月から編集委員室主任編集委員、
2005年1月から編集委員室編集委員。2006年4月、フリーに。
ユーザーのためのパソコン情報誌「日経パソコン」の創刊企画に参加し、
同誌創刊からのメンバー。
誌面を通じて、ビジネスマンがパソコンをどう使うかを啓蒙。
特に同誌のソフト評価では「コンピューターに詳しくない」
一般のビジネスマンにとって、パソコンはどうあるべきかというテーマを追及、
「日経パソコン評価委員会チーフ」を務めてきた。
連載記事、特集記事などを通じて
パソコン通信、パソコン教育、デスクトップ・パブリッシング、マルチ・メディアなど、
「パソコンの新しい利用分野を積極的に紹介してきた。
93年4月には「創造的ビジネスのためのマッキントッシュ活用誌」を旗印に
「日経MAC」創刊も手がけた。
その後、編集委員室編集委員として、デジタル化、ネットワーク化が我々の社会生活を
どう変えて行くのかを、一般ビジネスマンに向けて分かりやすい語り口で解説するなど、
幅広く活躍。
2006年4月、フリーに転身後、迷えるインターネットユーザー、
Macユーザーに役立つ情報提供サービスを模索中。
(日経パソコンオンライン林 伸夫氏コラムより引用)
■日 時:2008年4月25日(金)19:00~
■場 所:学校法人専門学校日本デザイナー学院
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘4-16
電話03-3770-5581・5583 FAX 03-3770-5540
「渋谷駅」(JR、 東京メトロ銀座線・半蔵門線
、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線)
住所・地図などは、
http://www.ndg.ac.jp/info/location.htmlに
に案内がございます。
■受付開始:18:30
■会 費:
一次会 1,000円(会場がアルコール飲料禁止のためソフトドリンクと軽食の実費、懇親会に参加される方は別途実費)
会費は当日徴収させていただきます。
領収書は発行いたしません。
懇親会 20:30くらいから1時間程度
会場未定 申し込み人数により決定
会 費 別途実費
■主 催:デジコンサロン
協 力:日本デザイナー学院
デジコンサロンとは…
マルチメディア、インターネットに代表されるデジタル・テクノロジーは
私たちの生活やビジネス基盤を大きく変えようとしています。
「デジコン・サロン」はデジタル・テクノロジーによって実現される私たちの未来が
より良い社会であることを願ってささやかにオープンいたしております。
ゲストのスピーチとQ&Aという定型的な勉強会ではなく、
タイムリーなテーマについて参加者全員で情報、知識、意見を交換しあいながら互いに
切磋琢磨できる肩の凝らないサロンを目指しています。
デジコン・サロン事務局(担当:遠藤)
< 代表世話人:高木利弘 西尾安裕
事務局長 遠藤秀昭