第67回デジコンサロン
黒澤映画の美術監督村木与四郎氏が語る


2002年9月30日 第67回「デジコン・サロン」

「黒澤映画の美術監督村木与四郎氏が語る」

■概要

9月のデジコンサロンは、浜野保樹先生のご尽力で、映画美術監督の村木与四郎さんをお招きします。

村木さんは1944年に東京高専工芸図案科(現千葉大学工学部デザイン工芸科)を卒業、1946年6月に東宝入社。

長年にわたって黒澤明監督の作品を中心に、数多くの映画、舞台の美術監督を務められました。

奥様の故・村木忍さんも、やはり美術監督でした。氏が戦後の焼け跡から銀座の復興までの数十年にわたって

定点撮影した写真をはじめ、描きためたデッサン2000枚、写真2万枚の膨大な量の東京の街の記録は、

時代考証のための資料として映画産業にとって貴重な資料でもあります。

氏のスケッチや写真1500点をデジタル化した「黒沢明映画のための村木与四郎・忍デジタルアーカイブ」は

マルチメディアコンテンツ振興協会(MMCA)と通産省共催の「マルチメディアグランプリ2000」の通産大臣賞を受賞しました。

村木さんがかかわった黒澤作品と受賞歴は以下。

「生きものの記録」(55)

「蜘蛛巣城」(57) 第11回日本映画技術賞、毎日映画コンクール美術賞

「どん底」(57)

「隠し砦の三悪人」(58)

「悪い奴ほどよく眠る」(60)

「用心棒」(61)

「椿三十郎」(62)

「天国と地獄」(63)

「赤ひげ」(65)

「どですかでん」(70)

「乱」(85) 毎日映画コンクール美術賞

「夢」(90)

「八月の狂想曲」(91)

「まあだだよ」(93)

また、映画『用心棒』『トラ・トラ・トラ』『乱』で米アカデミー賞の美術賞にノミネートされ、

2000年に黒澤明の脚本を映画化した「雨あがる」では第24回日本アカデミー賞美術賞を受賞しています。

9月末に、街並みのスケッチを集めた村木与四郎・忍著、浜野保樹編『東京の忘れもの 黒澤映画の美術監督が残した昭和』(晶文社、2600円)が

出版されるのを期に、サロンでは、実際の作品を見せていただきながら、黒澤明監督の映画作法や仕事に対する情熱や思い出を語っていただきます。

当日、本の即売、サイン会を行います。(西尾安裕記)

 

■ゲスト 村木 与四郎(むらき よしろう)氏(映画美術監督

■日  時 2002年9月30日(月)19:00~
■場  所 スタジオ アロ Studio ALLOE

      東京都渋谷区広尾5-17-10 イーストウェスト4F

      TEL : 03-5423-6101  FAX : 03-5423-6103

      住所・地図などは、

      http://www.alloe.jp/

      案内がございます。
■受付開始 18:30
■会  費 1,000円(お茶またはビールと軽食の実費、二次会に参加される方は別途実費)

        尚、会費は当日徴収させていただきます。

        領収書は発行いたしません。
■主  催:デジコンサロン

 協  力:スタジオ アロ

お問い合わせ先

デジコン・サロン事務局(担当:遠藤)

< 世話人:高木利弘 西尾安裕 三谷 清 遠藤秀昭

主催:ニッポン放送 F.I.R.E.事務局