第56回デジコンサロン
米国に学ぶITによる国防ビジネス改革とサイバー戦
2001年7月18日 第56回「デジコン・サロン」
「米国に学ぶITによる国防ビジネス改革とサイバー戦」
■概要
今回のデジコンサロンでは、インターネットが日本で台頭してきた1994年以来、一貫してITやIW(サイバー戦)の調査研究に
取り組み、防衛庁(航空自衛隊)で技術コンサルタントとしてITの普及やIWの調査研究に従事されている増田分析企画官を招き
「米国に学ぶITによる国防ビジネス改革とサイバー戦」をタイトルにお話をうかがいします。
尚、今回のゲストスピーカーは、六本木のコンパックメディアサロン創設期からのメンバーです。
1969年に米国防省の高等研究計画局(advanced
Research ProjectAgency:ARPA)が軍事用に開発し、実験ネットワークのARPANETから端を
発したインターネットは、民事用に解放されブラウザが開発されて以来、爆発的に普及し進化した。
アメリカ経済は、ITが牽引力となり復活し、最近ITは停滞気味(安定期に入ったといった方がいいだろう)といわれつつも今なおその
進歩はとどまるところを知らない。
米国防総省では、この民事用で進化を遂げつつある優れたITを、逆に軍事用に転用し、ITによって成功をもたらしたビジネス活動に習い
ITによる軍事活動を国防ビジネス改革と位置づけ、劇的な変化をもたらそうとしている。
ITを中核とした軍事改革は、RMA(Revolution in Militaru
Affaires)と呼ばれ、今や、この米国の国防ビジネス改革によって得られた軍事力は、
世界のどの国も凌駕出来なくなった。本デジコンサロンでは、この米国のITによる国防ビジネス改革がどのようなものなのかを事例をあげて
紹介する。
一方、民事用のITを活用すればするほど、サイバースペース上の危険性は増し、中東、コソボや米中間で見られるようにサイバー戦争は
現実のものとなりつつある。
サイバースペース上での優位は今や戦闘の優劣を決するとまで言われ、1台のパソコン、個人までもが脅威となる可能性を秘めており、
これらは国家の安全保障上の重要な問題となり、特に米国では国家をあげて取り組んでいる状況である。
このような脅威に対して米国防総省はどのように対処しようとしているのか?
そして我々はこのような脅威にどのように対処すべきなのか?
インターネットが日本で台頭してきた1994年以来、一貫してITやIW(サイバー戦)の調査研究に取り組んできた増田分析企画官が個人
の見解をまじえて紹介する。
■ゲスト 増田 純一(ますだ じゅんいち)氏
防衛庁航空幕僚監部 分析企画官
■ゲスト略歴
1947年 佐賀県生まれ
1972年 東京理科大学理学部応用数学科課を卒業後、防衛庁入庁。
航空幕僚監部防衛課に配置
1977年
米国海軍大学院OR修士課程を卒業後、大規模防空シミュレーション開発及び分析評価に従事。
1984年 防衛庁防衛局計画課システム分析室へ異動し、中期防衛力整備計画に従事し、特に、費用分析を担当。
1989年 主任研究官
1994年 航空幕僚監部防衛課に戻り、インターネット技術の調査研究。
防衛庁で初めてのインターネットの導入、空自実験版ホームージの立ち上げ、インターネット研究会の開催、
各種実験等を通じインターネット技術の普及に努める。
1997年
分析企画官。以来、情報技術(IT)、情報戦(IW)に関わる調査研究。特に、サイバー戦の調査研究に従事。IW研究会を主催。
1998年 幹部学校(幹部高級課程:IT&IW)講師
2000年 官公庁ホームページ改竄事案対策チームに参画。
「空自ITビジョン21」策定のチーム長。ITによる20年後の航空自衛隊のビジョンを描く。
2001年 「空自ITビジョン21」実現に向けた精力的な活動を開始。現在に至る
■日 時 2001年7月18日(水) 19:00~
■場 所 デジタルハリウッドお茶の水校
東京都千代田区神田駿河台2-3 DH2001ビル
住所・地図などは、
http://www.dhw.co.jp/school/tokyo/map.htmlに
案内がございます。
■受付開始 18:30
■会 費 1,000円(お茶またはビールと軽食の実費、二次会に参加される方は別途実費)
尚、会費は当日徴収させていただきます。
領収書は発行いたしません。
■主 催:デジコンサロン
協 力:デジタルハリウッド
デジコン・サロン事務局(担当:遠藤)
< 世話人:高木利弘 西尾安裕 三谷 清 遠藤秀昭
主催:ニッポン放送 F.I.R.E.事務局