第8回デジコンサロン
デジタル・コンテンツとソフトウエア・マーケット
1997年1月29日 第8回「デジコン・サロン」
- デジタル・コンテンツとソフトウエア・マーケット -
1月29日にコンパック・メディアサロンで開催されたデジコン・サロン第8回「デジタル・コンテンツとソフトウエア・マーケット」のもようをお知らせします。
■講師
粟田 政憲(株式会社シナジー幾何学 代表取締役)
粟田氏は1991年にCD-ROMソフト「アリス」を東芝EMIと共同で発表し日本のマルチメディアソフト市場に先鞭をつけられました。以降、庄野晴彦氏とともに「L-ZONE」「GADGET」などの作品を次々と発表、デジタル・コンテンツの制作者として日本ばかりでなく世界の市場を相手に活躍されています。
講師:粟田 政憲(株式会社シナジー幾何学 代表取締役)
■『GADGET』による他メディアへの展開
米国NEWSWEEK誌の未来を動かす40人にも選ばれた庄野晴彦さんの手によって生まれた『GADGET』は、CD-ROMとして国内で登場してから、海外市場へ、さらに書籍、ビデオといっった他メディアへも展開し、日本発のタイトルとしてはもっとも海外で支持を得た作品となりました。この展開の中で、米国でのビジネスのやり方を手探りで進め、多くの困難に出会いながらも米国にビジネスの拠点を確保することができました。
このガゼットは、最近のマルチメディアパソコンに対応したバージョンとして4月に完全版が発売となります。このリリースではソフトとしてはまだ少ないオープンプライス方式を取り、マーケティングに取り組みます。
■インターネットを使ったマーケティング
販売方法としては、4枚組のCD-ROMのうち1枚を低価格で販売したり、デモ版を無料で大量に配付します。残りのパッケージはインターネットでの直販も行います。今後は、CD-ROMとインターネットをハイブリッド化し、CD-ROMとインターネットの世界をシームレスに体験できるようなものも出てきます。
■デジタル・コンテンツ・パブリッシャーを目指す
新しいメディアが普及するには約8年かかると言われていますが、インターネットは約4年で成熟(普及率が11%を超えるとき)しました。こうした状況の中、シナジー幾何学はデジタル・コンテンツ・パブリッシャーとして活動していきます。
この他にも、DVD-ROMの制作に関する話題や開発資金の調達手法など興味深い話題がありました。
■関連リンク
・株式会社シナジー幾何学(http://www.synergy-j.co.jp/)
主催:ニッポン放送 F.I.R.E.事務局
後援:コンパック株式会社
協賛:コンパック・メディアサロン