第3回デジコンサロン
Worlds Chat/J
1996年8月20日 第3回「六本木デジコン・サロン」
- VRML 「Worlds Chat/J」の世界 -
8月20日にコンパック・メディアサロンで開催されたデジコン・サロン第3回「VRML -Worlds Chat/Jの世界」のもようをお知らせします。今回も約20の方々の参加をいただき、VRMLによるリアルタイムのコミュニケーション「Worlds Chat/J」を体験しました。
講師:西岡 貞一 (凸版印刷株式会社 マルチメディア事業部)
○ホームページからホームスペースへ
3次元の画像処理がなされたバーチャルな空間の中で、アバター(自分の化身)を使ってリアルタイムで他の参加者とコミュニケーションができるWorlds Chat/Jは、ゲームというよりも、インターネット上の新しいコンテンツということができます。
これは、インターネットに接続した上で専用のソフトウェアを起動し、3次元の空間の中に登場する自分の分身、アバターを選ぶだけで簡単に参加できます。ネットの向こう側には、生身の人間がいるわけですから、文字によるチャット(会話)や将来的にはインターネット電話の機能により、より密接なコミュニケーションも可能になります。
Worlds Chat/Jでは、約40万人が専用ソフトをダウンロードしており、常時200名位が参加しています。現在は実験的に運用していますが、実際のサービスでは月額での固定料金を考えており、商用ネットからの接続を予定しています。同時にバーチャルスペースへのテナントも募集しており、カラオケサービスやショップなどが興味を示しています。今後はサイバーマネーのような展開を含めて、アイデアしだいでビジネスチャンスは広がるものと思われます。
○運営方法とパフォーマンス
サービスの本格スタート時には、参加しやすい共通の話題を提供するためにも、各テーマ別の部屋を設けたり、ガイド役のパーソナリティを世話するなどの必要があります。商用ネットにおけるシスオペのような制度を導入することも検討しています。
パソコン側にインストールされた専用ソフトに大部分の画像データを持たせており、通信上で送られるのは移動データなどに限られるため、通常のダイアルアップ回線でも十分に楽しめるパフォーマンスとなっています。
○ユーザー層
Worlds Chat/Jのユーザーを対象に行ったアンケート結果では、10代後半の学生、20代サラリーマンにピークがあり女性も3割と多く、特にオタクに集中しているわけではないことが分かりました。将来的に各社が運営しているVRMLが相互に接続されれば、より広がりのあるユーザーの参加が望めます。
■関連リンク
・Worlds Chat J 日本語版Worlds
Chat http://www.globewarp.or.jp
・Acive World
(デモ) http://www.worlds.net
・Starbright Network
(小児科での応用例) http://www.starbright.org
主催:JO66六本木ラジオ放送局
後援:森ビルアーク都市塾、ニッポン放送
協賛:コンパック株式会社